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​+h café history

2007 - 2014  Paris

ギマールの暖炉

アッシュカフェには、アールヌーボー時代の有名フランス人建築家 Hector Guimard ( エクトル・ギマール ) のデザインした暖炉が置いてあります。この暖炉はこのカフェの歴史に欠かせないシンボルです。

私たちはパリで、この建築家の設計したアパートに住んでいました。そこで親しくなったお隣の家の夫婦たちに夕飯を招かれお話をしていると、彼らのアパートをリフォームする際に暖炉を取り外すとのこと。私たちはその暖炉を売ってもらえないかと交渉しましたが、値段のつけられるものではないと断られました。

どうしても諦められなかった私たちは、本帰国する前にご夫婦を家に招き、今回は交渉とともに私たちの将来の計画を全て話しました。帰国したらカフェを開くこと、そのカフェに暖炉を置いてシンボルにしたいこと。暖炉をカフェに置くことを約束に、ご夫婦はそれを譲ってくれました。

​2018年春、その約束を果たすべく荒川にカフェをオープンし暖炉を設置しました。手前にはソファを2つ置き、パリのアパートの居間にいるようなゆったりした時間を過ごしてもらえるような空間を作りました。

​ギマールの本物の作品に触れられるカフェなんて日本で唯一ではないでしょうか。

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2015 - 2018  Citroen

水色シトロエントラックでキッチンカー

​2015年4月、帰国した私たちはカフェオープンへの第一ステップとしてキッチンカーを始めました。水色のシトロエンH​トラックは50年前のフランスの車。自家製アイスクリーム、タルトタタンをはじめとしたフランスのパティスリーを届けるべく蚤の市やフードフェスティバル、さらにはウェディングパーティーなど、東京都内の様々なイベントに参加させていただきました。

2018年春より荒川に固定店をオープンし、今はアッシュカフェのシンボルとして店内に停まっています。そしてもちろんイベント時は出動します。

​過去の出店先や写真など詳しくはこちら

2018/04  Arakawa

+h café - arakawa 誕生!

40年前の工場跡の広い空間と構造体を活かしたリノベーションをし、アッシュカフェの空間が生まれました。リノベーションはもちろんオーナー・建築家 浅見和宏が、インテリアコーディネートはパティシエ 博子が担当しました。こだわりのアンティーク家具はパリ時代に集めたもの、そして新たにパリ・ロンドンから買い付けて来たものを。​カフェのシンボルとなる暖炉、シトロエントラックを含め、空間全てをこだわりのアンティークで埋め尽くしました。

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